皆さん こんにちは。

「Welcome to Wellness(ウェルネスへようこそ)」では、人々の幸せに直結する「ウェルネス」を理解して、「ウェルネス」が皆さんに提供できる大きな可能性を学んでいきます。

今回のテーマは

・免疫の仕組み - 悪化する原因

です。

 

ここまでで

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免疫系が正常に機能することが重要だと理解できたかと思います。

 

免疫系の中のコミュニケーションを正常にすることも必要ですが、どうして免疫系の仕組みが悪化したのかというと、原因の1つは、加齢と共に、「免疫系の働き」あるいは「新しい免疫を作り出す力」が落ちて少なくなります。

 

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免疫系は加齢に伴い、ウィルスやばい菌に対する免疫の働きが落ちていくのが通常です。

 

もう1つの原因は、体のことには直接関係がありませんが

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出典:Mikael Häggström, Public domain, via Wikimedia Commons

「環境汚染物質の問題」「アレルギーや食品の毒」という問題が現代増えてきました。

 

ここから生じた「体の炎症」がリスクを与えています。

 

そして、免疫力が落ちていくと共に、もう1つの恐れが発生します。

 

それは、「癌になりやすくなります」。

 

免疫系の話をしているのに、どうして「癌」の話がでてきたのだろう?と思うかもしれません。

 

免疫系そのものは、体の中の癌細胞に対して「直接処置してくれる」仕組みなのです。
ですが、免疫力が落ちてしまうと、癌の細胞の処置が上手くできなくなり、癌になるリスクが高まります。

 

糖尿病になった患者さんは、免疫力が落ちていくと共に、癌の細胞を処置する能力も劣化していくのです。
糖尿病になった患者さんは、癌になるリスクが一般の人よりも高くなります。

 

このような仕組みがあり、加齢と共に免疫力そのものも落ちてしまい、体の中の処置がなかなか上手くできなくなるのです。
高齢の方々の中に、癌の患者さんが増えている現象はこれが根拠です。

 

一方で、最近は、癌の患者さんの年齢がどんどん若年化しています。
若い年齢の方々でも、生活環境が原因で、癌になる患者さんが増えてきています。

 

この背景には、生活環境が「癌の細胞の発現」や「免疫」に影響を与えていることがあり、癌の発症が若年化する現象が発生しています。

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