皆さん こんにちは。
「Welcome to Wellness（ウェルネスへようこそ）」では、人々の幸せに直結する「ウェルネス」を理解して、「ウェルネス」が皆さんに提供できる大きな可能性を学んでいきます。
今回のテーマは
・免疫の仕組み － ３つの組み合わせ
です。
免疫系の働きを簡単に説明すると、「３つの組み合わせ」で働いています。
【ミッション①】
異常を発見する・認識する
ばい菌・癌の細胞・体の異常などを発見します。
この兵隊が異常を発見すると
↓
【ミッション②】
異常を殺す・食べる
この兵隊がその異常を殺して食べてくれます
そして最後の兵隊は
↓
【ミッション③】
ミッション②の兵隊を必要以上に動かないように抑える
戦場でダメージを受けた細胞や内臓器官も修復
必要以上に免疫系が働かないよう抑えながら、体内の炎症にも対応します。
これら３つの役割を連携しながら働いていくのです。
免疫は、「必要以上働いてもダメ」ですし、「必要以下働いてもダメ」なので、
「正常に働いてもらう」ことがコツです。
ウィルスの働きによって、「体の免疫系が必要以上に働くことになる」ので、ウィルスだけではなくて体の中の内臓にまでダメージを与える事になることを、すでにお話しました。
2019年末中国武漢から発症した流行病のケースと、2014年の流行病エボラ出血熱のウィルスを事例として話します。
2019年末中国武漢から発症した流行病の場合は、特徴として肺にダメージを与えました。
2014年の流行病エボラ出血熱の場合は、血管にダメージを与えました。
この２つの事例は「免疫が必要以上働いたケース」に分類されます。
では、「免疫が必要以上に働かない場合」はどうなるのかというと、簡単に説明できるのは、「エイズ（HIV）」の病症です。
「エイズ（HIV）」のような病症になった患者さんは、免疫の働きが鈍くなり、ウィルス・ばい菌が体に侵入してきた時に、なかなか適切に免疫が機能することができずに、結果として、ウィルス・ばい菌が原因で亡くなってしまう。という事態に見舞われます。