皆さん こんにちは。
「Welcome to Wellness(ウェルネスへようこそ)」では、人々の幸せに直結する「ウェルネス」を理解して、「ウェルネス」が皆さんに提供できる大きな可能性を学んでいきます。
今回のテーマは
・免疫の仕組み -「大きくて小さい」
です。
免疫系というのは
「仕組み」です。
その仕組みは、「小さくて大きい」ものです。
小さいというのは、「サイズが小さい」ことをいいます。
「免疫系に関わって働いている内臓器官のサイズも小さい」そして、「免疫系そのものが本当にサイズが小さい」のです。
その「小さい」という特徴が故に、「異常が見えにくい」のです。
これに対して「大きい」というのは、
免疫系が異常になり、免疫系が壊れてしまった場合、「体に大きな損害を与えてしまう」ことを意味します。
【小さくて大きい】
小さい:サイズが小さいため異常が見えにくい。
大きい:免疫系が異常になると体に大きな損害を与える。
しっかりとバランスをとって免疫系を管理しておかないと、免疫系が崩れてしまい、体全体の仕組みも狂いが生じます。
免疫系は
「ウィルス・ばい菌と戦うための兵隊」です。
兵隊の中には、色々な役割をもっているグループが存在していて、
ウィルス・ばい菌に対して「戦う為のグループ」がある一方
必要以上戦わないよう「監視するグループ」もあります。
戦ったことによる体の細胞の損害を「回復するグループ」もあります。
免疫系は、「本当に複雑で」「小さいグループで」「違う役割で一緒に働くことで」大きな仕組みになっているのです。
免疫系は、「ウィルスやばい菌と戦う軍隊・兵隊」でもありますが、ウィルス・ばい菌を殺すと同時に、どうしても内臓器官にもダメージを与えてしまいます。
そのダメージが最低限にとどまるよう、免疫は機能しなければなりません。
免疫系の兵隊は、体全体を循環して異常な部位に向かい、そこにあるウィルス・ばい菌と戦います。
移動には、血管に流れる血流を利用するので、体の血管がある部分には「免疫系が存在する」ということです。
体の中に血管がない部分はないので、免疫系は体全体に回っているのです。