皆さん こんにちは。

「Welcome to Wellness(ウェルネスへようこそ)」では、人々の幸せに直結する「ウェルネス」を理解して、「ウェルネス」が皆さんに提供できる大きな可能性を学んでいきます。

 

今回のテーマは

・メタボリックシンドロームとは

です。

 

「メタボリックシンドローム」という言葉を、皆さん耳にしたことがあるのではないでしょうか。

 

昔の知識では、「メタボリック」「メタボ」という言葉を耳にすると

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「肥満」「太っている人」「お腹周りがぶよぶよに太った体型」「ダイエットに関する方法」などを連想していたかと思います。

 

現在の「新しい知識」では、遺伝の研究が進み、遺伝の働きがもっと詳しくわかるようになり

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体の中の「細胞の働き」「細胞の代謝」が、体全体の働きをコントロールしていることがわかりました。

 

「メタボリックシンドローム」とは、太った人が該当するのだろうと思うのかもしれませんが、肥満や太っていることだけではありません。

 

「新しい知識」では、「メタボリックシンドローム」は体の体形に関係なく

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体の中の血液の状態がどうなっているのかをベースに判断されるものです。

 

「メタボリックシンドローム」とは、「体の全ての動き・働きにかかわる異常な状態」「体の中全体の細胞の働きが異常になった状態」を総称したものとなります。

 

アメリカの研究では、大人の中で3人に1人は、メタボリックシンドロームになっていることがわかりました。

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出典:3 conditions that drive Metabolic Syndrome

アメリカでは、メタボリックシンドロームになっている人が多いため、流行病の感染者、流行病に感染したことによる死亡率が非常に多いのです。

 

では、日本のデータはどのようになっているのかというと、全世界が日本人を見るときに、「健康の知識が豊富」そして「寿命も長くて良い生活ができている」というイメージがでてきます。

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日本人はとても健康に対する「意識も高く」「知識も豊富」なのですが、データとして実際にどうなっているのかという事を調べてみました。

 

調査してみたところ

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メタボリックシンドロームになった患者さんが日本でも少なくないのです。

 

どうして寿命は長くなっていくのかというと、日本の医療薬の使い方が丁寧なので、寿命を延ばすことができています。

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薬の使い方も丁寧に使っているし、患者さんも薬の使い方・飲み方をきちんと守ってくれますので、寿命そのものを延ばすことができています。

 

しかしながら、長い間薬を飲むと、やはり内臓器官に継続的に影響を与えてしまいます。
結果として、内臓器官はどんどん老化してしまいます。

 

薬は、健康の問題を解決したり、解消できるものではありません。

 

8割の人が、「メタボリックシンドローム」の先に待ち構える病症、NCDs(非感染性疾患)が原因で亡くなっていることがわかりました。

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